Re空間は、色んなモノゴトの頭にReをつけて、再生・見なおしていくハガキサイズのプチフリーマガジンです
■■ Re空間 No.5 ■■
5号表紙 / 赤い屋根ストーリー / 竹づくしワイルドランチ / 雑貨のような幸せお菓子 / 循環生活研究所ダンボールコンポスト/ 自然ノ流レ |

 



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大分県豊後大野市三重町を通る国道から山間に10分ほど入った里山のふところに、赤い屋根の木造廃校舎があります。地域の人達には“赤い屋根”と呼ばれ親しまれているそうですよ。
みんなの赤い屋根
「赤い屋根では毎年春になれば校庭で桜祭りが開かれ、餅つき大会や地域の人達が作る山菜料理が振舞われ、松尾神楽を披露してくれます。6月頃になればすぐ横に流れる川で蛍が飛び交い、夏になれば川遊びをする子供達の元気な声が響き渡ってにぎやかですよ〜。」と話をしてくれたのは南小学校跡地利用推進協議会の会長を務める首藤建平さん。普段は建築会社を営んでいます。
今でこそにぎやかな赤い屋根ですが・・・
以前はすごく寂しい廃校舎だったんです。平成11年に少子化のあおりを受け休校を余儀なくされ、周辺の3つの集落は人の繋がる場を失ってしまいました。誰も関心を示さなければ、ただ朽ちていくだけの赤い屋根。それと同時に集落の繋がりも薄くなってしまいました。そんな様子に将来の不安を抱いた地域の人達は、「赤い屋根をなんとかして子供や人の集まる場所にしよう!」と、H14年に南小学校跡地利用推進協議会≠発足しました。
「最初の時期は大学の教授にコンサルティングしてもらったり、色んな人の話を聞いて勉強したけど、そればっかりじゃしょうがない。何かやらねば始まらん!あるものを活かして地域みんなの力でどうにかしようと思ってね。無理しないで疲れたら休む。みんなが楽しめるようにせんと長く続かんと思って、地域の皆で力合わせてH15年に第1回赤い屋根桜祭り≠しました。地域の人の他にも大勢の人が来てくれて大成功でしたよ。」
桜祭りの成功が地域の皆に自信をもたらしたのでしょう。それから毎年大勢の人が来るイベントを開催するようになりました。申し込みがあれば畑を使った体験学習をしたり、H17年には地域の人達の手作り炭焼き釜が完成し、木炭や竹炭を作る体験も出来るようになりました。
みんなでやれば何でも出来る
「毎週2回は、赤い屋根の教室で地域に伝わる松尾神楽の練習をしています。登山大会の基地として使われた時は、校庭にキャンプ用テントが満開でしたよ(笑)。講堂は日韓交流のパーティ会場になったり、スカバンドで有名なBlack
Bottom Brass Band(以下B4)を招いた赤い屋根ミュージックフェスタ≠フワークショップ会場にもなりました。県内外から 人以上参加してくれた1泊2日のワークショップだったので、参加者は教室に泊まりました。炭焼き釜のそばに囲炉裏のある炭焼き小屋があるんですが、そこでB4のメンバーと遅くまで酒を飲んだり、ドラム缶風呂に入ってもらったり…1週間くらい滞在してくれたかなぁ〜。」
「何をするのも皆でやれば思わぬことでも出来る。主催した事業がちゃんと成功して、努力している姿を見て、どんな場所でもやれば出来るんだ!ということをわかってもらいたい。行政が動くのを待つんじゃなくて、先ず地域の人達が率先して動く。そうすると行政も協力してくれるんだよ。」
とってもパワフルなお話をしてくれた首藤さん。活動は今後もゆるやかにパワフルな様子。
里山は宝の山≠ニいうキャッチコピーで、里山の中に遊歩道を作りベンチを設置して、街から来た人達が気軽に里山散策を楽しめるようにする計画があるそうです。
地域の人達がお互いにいたわり思いやりながら無理せず絶えず動くことで、赤い屋根に良い流れが起きているのでしょうね。これから先もずっと大勢の人達の第二の故郷であり続けて欲しいな…
炭焼き体験・自然体験・赤い屋根の教室を使うなどの御問い合わせは
三重南小学校跡地利用推進協議会 TEl 0974-22-7160 (大分県豊後大野市三重町) |
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